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YouTuberとイラスト業務の「技術・人文知識・国際業務ビザ」

「技術・人文知識・国際業務」ビザか「興行ビザ」か検討

YouTuberとしての活動だけで「技術・人文知識・国際業務」ビザを取得するのは非常に難しいと言われていますが、今回はYouTuber兼イラストレーターとして働く中国人の方が、このビザを取得した成功事例をご紹介します。このケースでは、YouTuberの活動に加え、専門的なイラスト業務や通訳・翻訳などの業務を行っていたことが、ビザ取得に繋がりました。

 

1. 背景

申請者は中国出身で、2019年に大学を卒業しました。日本のテレビゲームや文化に深い興味を持ち、日本での仕事を希望していました。YouTubeでコンテンツ発信をしていましたが、主な仕事はイラスト制作や翻訳、通訳といった専門的な業務でした。

 

「YouTuberだけではビザが取れないのでは?」と心配される方も多いかもしれませんが、今回の成功のポイントは、申請者のメインの仕事がYouTuberではなく、他の専門的な業務であった点です。

 

2. eSports選手やミュージシャンを抱える所属会社と採用理由

申請者を採用した会社は、年間売上が約2億円の芸能・メディア関連の企業で、有名な俳優やミュージシャンを多数抱えています。この企業では、申請者の語学力(英語、日本語、中国語)や、日本のゲームやイラストに対する知識が非常に評価されました。特に、イラスト制作や通訳、翻訳、SNSを使ったマーケティング業務に携わることが期待されました。

 

3. 主な業務内容

申請者が担当する主な仕事は次の通りです:

イラスト制作:タレントやミュージシャンのグッズや、宣伝用のイラストをデザインします。

通訳・翻訳:日本語、英語、中国語を使って、社内外のコミュニケーションをサポート。また、SNSやYouTubeでの多言語発信も行います。

外国人アーティスト対応:外国人スタッフやアーティストのサポートとして、語学指導や通訳を担当します。

 

4. 成功のポイント

YouTuberだけでなく、専門的な仕事も兼ねていることを強調
YouTuberとしての活動は、日本のビザ審査では一般的に難易度が高いです。短期間のビザしか取れないことが多いため、専門的な仕事があるかが大きなポイントとなります。本件では、申請者がYouTuberの活動に加えて、イラスト制作や通訳・翻訳業務に従事することをしっかりと説明しました。これにより、YouTuberの活動はあくまで補足的なものであり、メインの業務はイラストや語学に基づく専門職であることを証明しました。

 

5. まとめ

この事例は、YouTuberとしての活動をしながらも、他の専門業務を兼ねることで「技術・人文知識・国際業務ビザ」を取得できた成功例です。行政書士による適切なヒアリングと書類作成が、ビザ取得の鍵となりました。「YouTuberだけでビザが取れるのか?」と不安を感じている方も、専門的な業務を持っていればチャンスはありますので、ぜひご相談ください。

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